盤石と思っていましたが、直前(第6区)までマツダにトップを走られていた中国電力。
結果的には、優勝した中国電力ですが、解説の尾方さん(元中国電力選手であり、籍も現在は中国電力。広島経済大学の陸上競技部監督もつとめる)が「この記録では全日本では戦えないですね」とおっしゃってました。
若手中心で組んだチーム編成で優勝したとはいえ、全日本で優勝経験のあるチームとしてはもっとがんばって欲しかったですね。
でも、中国電力、坂口泰監督は駅伝を最終目標とはしておらず、あくまで通過点としています。
坂口監督(日本陸上競技連盟男子マラソン部長もつとめる)のビジョンは、
「中国電力から世界的マラソンランナーを輩出し、好成績をあげる」
であり、駅伝優勝が最優先ではありません。(毎日新聞でのインタビューからの引用。当時は、日本陸連の役職はなかった時代(だったと思います))
今日の優勝インタビューでも、「(全日本では)入賞を目指します」と控えめでした。
坂口さんの視線は、(現在は日本陸連の役割をお持ちではありますが、以前から)日本の選手全体、そして世界を見ています。坂口さんのマネジメントに期待したいと思います。
正月が楽しみであります。
中国電力陸上部は、なぜ強くなったのか (2006/12) 高橋 繁行、中国電力エネルギアマネジメントスクール 他 |
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