女子プロゴルフの2019シーズンは、いろいろありましたね。
1.渋野日向子フィーバー
2019年のトピック、まずは渋野日向子でしょう。
彼女をおいて、2019年は語れませんね。
2018年のQTファイナルで40位となり2019年前半戦の出場権を得たシブコは、ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ(5月)で優勝。これにより翌年から3年間のツアー出場権を獲得しました。
そしていきなり、海外のメジャー、AIG全英女子オープンで優勝。
「スマイリングシンデレラ(スマイルシンデレラ)」として世界中に知れ渡りました。
さらに帰国してからも勢いは止まらず、「デサントレディース東海クラシック」「大王製紙エリエールレディスオープン」で。
最後には、鈴木愛、申ジエと賞金女王争い。
惜しくも鈴木愛にやぶれたものの、堂々の2位。
海外の大会での賞金も含めたら、1位です。
一発屋ではなく、岡本綾子氏も認めた実力。
日本の女子プロゴルフを国内はもちろん世界中に知らしめる活躍でした。
2020年も活躍することは間違い無さそうですが、2019年ほどの周囲(特にマスコミ、メディア)が騒ぎすぎない程度にしてほしいと思います。
2.若手の活躍
今年にはじまった話ではないですが、若手の躍進が目立ったのは今年も、でした。
渋野 日向子(20歳)
しぶの・ひなこ/1998年11月15日生まれ。
原 英莉花(20歳)
はら・えりか/1999年2月15日生まれ。
河本 結(20歳)
かわもと・ゆい/1998年8月29日生まれ。
小祝 さくら(21歳)
こいわい・さくら/1998年4月15日生まれ。
勝 みなみ(21歳)
かつ・みなみ/1998年7月1日生まれ。
大里 桃子(20歳)
おおさと・ももこ/1998年8月10日生まれ。
新垣 比菜(20歳)
あらかき・ひな/1998年12月20日生まれ。
3.三浦桃香問題
三浦 桃香(20歳)
みうら・ももか/1999年2月12日生まれ。
人気はトップクラスの三浦桃香選手。
残念ながらプロテストは不合格でした。
スポンサーはたくさんあり、イベントにはファンがたくさん。
大阪でマンシングウエアのイベントがありました。
来てくださった方々ありがとうございました。
インスタにも投稿してますのでもしよかったらみてください。 pic.twitter.com/xxOYjT3EPZ— 三浦桃香 (@momokamiura12) December 14, 2019
それでも、成績が良くないと試合には出れないのです。
スポンサーはどうする?
ファンは、ファンを続ける?
そもそも、桃香ちゃん、立ち上げれるかな?
人気先行・スポンサー(お金)先行の現象、どういう方向に進むのか。
際立つ三浦桃香、どう行動するのか楽しみです。
4.タオル問題
ゴルフ場のタオルがないことについて、笠りつ子選手が暴言を吐いた、という話。
結局彼女だけが批判の的に遭い、出場自粛もしました。
そもそも、暴言は、彼女だけじゃなくて、タオルの盗難が続くという異常事態の象徴的な事象というだけで、異常状態の放置やタオル盗難の当事者(犯人)、そういう体質の改善をしようとしていないLPGAのほうが悪質です。
結局LPGAがやったのは、笠りつ子選手に厳重注意と新人セミナーを受けさせたというだけ。
鈴木愛選手のこの記事も、なんかなあ。
強さの現れといえなくもないけど、そもそも失礼な発言ですよね。
人間性が疑われる事象と思います。
スポーツでも、その他の世界でも、トップに立つ人間たるもの、人格者じゃなきゃね。
5.木戸愛、シード権を失う
個人的には、木戸愛選手が8年連続獲得していたシード権を失ったこと、それが2019年の最大の“事件”です。
失って初めて。シード権が当たり前だったんですねえ。
失って初めて、ああそうか、と思うのです。
厳しいプロテスト、過酷なQTファイナル。
そんな現実を初めて知るわけです。
幸い、というか実力で2020の前半戦出場を勝ち取ったきどめぐ。
これからもずっと応援し続けます。
コメント